一躍有名になった昨今の「小学校受験」事情と小学校の種類

最近では、激化する受験戦争を題材にしたテレビドラマが放送されたこともあり、「お受験」が一躍脚光を浴びるようになりました。お受験と言えば、母親が子どもを複数の塾に通わせ、生活面を厳しくチェックして、付きっきりでサポートするようなイメージを持ち、専業主婦でなければ務まらないと思われるかも知れません。しかしながら、実際のお受験事情は、そのようなものではありません。
小学校受験について知るためには、まず、その対象となる学校の種類に関して理解を深めることが大切です。小学校には、その設立母体の違いから、大きく分けて「公立校」・「国立校」・「私立校」の3種類があります。

小学校受験の対象となる公立校と国立校について

それらの内、公立校は、それぞれの地方公共団体の教育委員会が設立母体となっている学校です。学区制が敷かれているため、自宅から歩いて行ける程度の距離にあり、通学時の負担が軽くて済むのが魅力的です。また、近所の友だちづきあいに適した環境、リーズナブルな授業料などのメリットもあります。その一方で、地域による学力差が大きい、担任教師などの転勤が多いなどの点に注意する必要があります。
次に、国立校は、その名の通り、国によって設立・運営されています。文部科学省の教育研究分野ともなっている学校で、教育・志願者選抜の方針が、一年ごとに変わるという特徴があります。また、公立校よりも広い範囲の学区制が敷かれています。国立校のメリットとしては、経済的負担が軽く、なおかつ一定レベルの学習環境が整っている、教師の転勤が少ない、学区制のため通学時の負担が軽くて済むなどの点が挙げられます。

国立校と私立校の小学校受験をお考えの方へ

国立校には、それらの利点がある一方で、推薦による内部進学制度がなく、系列の中学へ進む場合にも入学試験がある、先述のように教育・選抜の方法が年単位で変化し、先の見通しが立たない、抽選があり、それに漏れると受験資格そのものが得られないという注意点があります。
次に、私立校は、学校法人によって運営される学校です。それぞれの学校が、独自の教育理念に基づいて、オリジナリティを活かした運営・管理を行なっています。私立校への入学には、志願・受験をする必要があります。私立校の中には、共学ではない学校もあるほか、宗教に基づく教育をほどこしているところも多く存在します。